【VMware】vmdkファイルの最適化方法
利用しているとvmdkが肥大化してくるので、パフォーマンスも悪く、バックアップもままならない、そんな状況を完全に打破する方法をやっと確立した。
※ただし、Windowsのみ。
以下、その手順。
- ゲストOSを起動する。
- ゲストOSで、すべてのプログラム→アクセサリ→システムツール→ディスククリーンアップを起動。
- 詳細オプションタブから、システムの復元とシャドウコピー欄のクリーンアップボタンを押し、古い復元ポイントを削除する。
- ディスククリーンアップタブから、全部チェックを入れてOKを押して出てくるダイアログでファイルの削除を押す。
(これで、使用容量を減らす) コマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行する。
cipher /w:c:
(c:は、対象のドライブを指定)
しばらく待って、『0xFF に書き込み中』と表示されたらCtrl+Cを連打して中断する。
マイコンピュータを開いておくと、どんどん容量が食っていくので、終了タイミングが分かりやすい。
(これで、未使用領域に0x00を書き込み、未使用であることを明確にする)- ゲストOSで、すべてのプログラム→アクセサリ→システムツール→ディスクデフラグを起動。
- 最適化したいvmdkのドライブを指定してディスクの最適化を行う。
(これで、使用領域を連続させ、未使用領域部分をまとめる。) - ゲストOSをシャットダウンする。
- ホストOSのvmwareのディスク設定で、ユーティリティ→ディスクの最適化を行う。
(あまり意味ない?vmwareのデフラグの一種らしいのでとりあえずやる) - ホストOSのvmwareのディスク設定で、ユーティリティ→圧縮を行う。
(未使用領域を圧縮してくれる) - ホストOSのvmdkが存在するディスクのデフラグやtrimなどを行って、パフォーマンスを最適化する。
あら素敵!
11.は、パフォーマンスを最適化させたい場合にやればよくて、単にvmdkのファイル容量を圧縮させたい場合は、10.までやればいい。
※注意
ディスクデフラグを行うと、一時的にvmdkファイルの容量が増大する為、ホスト側の空き容量に余裕を持っておくこと。