【SQL Server】SQL Serverのポートの開け方
SQL Server でポートを開放する手順を記す。
『インスタンス』で手順が異なる
SQL Server のインストールでインスタンスの構成を行う時、『既定のインスタンス』または『名前つきインスタンス』を選択しているはずで、どちらを選択したかによってポートの開け方が異なる。
共通でやる・確認すること
- UDP 1434ポートを許可する。
- 『SQL Server 構成マネージャー』→『SQL Server ネットワークの構成』→『(インスタンス名) のプロトコル』 →『TCP/IP』を有効にして、『SQL Server (インスタンス名)』のサービスを再起動する。
- SQL Server Management Studioで、インスタンスを右クリック→プロパティ→接続→『このサーバーへのリモート接続を許可する』にチェックを入れる。(デフォルトで入ってるはず)
『既定のインスタンス』でやる・確認すること
- TCP 1433ポートを許可する。
- SQL Server Management Studioなどでの接続先はサーバ名のみを指定する。
『名前つきインスタンス』でやる・確認すること
- プログラム「C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL10_50.SQLSERVER2008R2\MSSQL\Binn\sqlservr.exe」に対して、TCPポート全てを許可するようにする。
(バージョンやインストール先は自分のものに読み替えて) - 『SQL Server Browser』 サービスを起動する。
- SQL Server Management Studioなどでの接続先はサーバ名\インスタンス名と指定する。