【VMware】ホットキーを変更する
たまたま特定アプリケーションで、Ctrl+Alt+Insertを押すと動作する機能があり、それをvmware上で実行すると、Ctrl+Alt+Deleteを送信した動作をしてしまった。
調べたところ、ホットキーを変更することで対応できるようだったので、ホットキーの変更方法を記そう。
まず、仮想OSが起動している場合は、すべてシャットダウンしよう。
そして、ホストOSがWindows 7の場合
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\VMware\preferences.ini
を編集する。
preferences.iniをテキストエディタで開き、4行追加する。
pref.hotkey.shift = "true" pref.hotkey.control = "true" pref.hotkey.alt = "true" pref.hotkey.gui = "false"
これで、ホットキーの変更が可能だ。
それぞれの意味合いは以下になる。
pref.hotkey.shift=Shiftキー
pref.hotkey.control=Ctrlキー
pref.hotkey.alt=Altキー
pref.hotkey.gui=Windowsキー(旗のマーク)
trueに設定したものを押すことで、ホストへ制御を戻すことが可能だ。
上記の場合、Shift+Ctrl+Altを押すことで、ホストへ戻る。
さらに、Shift+Ctrl+Alt+Insertを押すことで、ゲストへCtrl+Alt+Deleteを送信する。
標準では上記記述はないが、Ctrl+Altでホストへ制御を戻すことから、以下と同様であると言えるだろう。
pref.hotkey.shift = "false" pref.hotkey.control = "true" pref.hotkey.alt = "true" pref.hotkey.gui = "false"
こうすることで、Shift+Ctrl+Altが押されなければゲストへCtrl+Alt+Deleteを送信することがなくなったので、アプリケーションが提供している機能としてのCtrl+Alt+Insertが動作するようになった。